平成初期を代表する黒牛。その猛牛ぶりは多くの牛持ちを戦慄させた。ことに『角蔵』と の闘いは凄まじく、平成6年11月の虫亀場所では『角蔵』の角が折れるほどの死闘とな ったほどで、角突きの恐さや凄みというものを存分に見せてくれた名勝負であった。