カス毛の牛は出世する、との言葉どおりに名牛への道を歩んだ横綱牛。その柔軟にして、 重厚な角突きぶりは徳之島をはじめとする各地の闘牛関係者から熱い視線を浴び、多くの オファーも受けたが、『政蔵(与左エ門)』はあくまで越後闘牛界で闘った。